なぜ早期退去につながるのか?
バーデンハイムの五十嵐です。
本日はなぜ入居者がすぐに退去してしまうかについてお話しさせて頂こうと思います。
引越しは大変
そもそも、入居者にとって引越しすることは大変骨の折れることだと思います。
新しい住居探し
○引越し先の物件をネット等で調べる
○実際に不動産会社に出向いて内見する。
○後日、重要事項説明をうけ契約を行う。
退去に関して
○管理会社に解約の連絡を行う。
○引越し業者の手配を行う。
○引越しの荷造りや掃除
○引越しに伴うゴミの処分
○解約立会及び解約精算
手続き
○役所への住所変更の手続き
○勤め先への住所変更
○ライフラインの解約と新しい契約
○クレジットカードや携帯電話の住所変更
○郵便局への住所変更
などなど、数えればキリがありません。
考えただけでも嫌になってしまいますよね。
それでも引越しをするメリット
こんなに大変な引越しをするメリットはなんでしょうか?
その大きな要素に引越しに伴う費用が安くなってきている状況があると思います。
以前は、敷金礼金は当たり前で前家賃も多めに預かることが多い状況でした。
引越し業者に支払う金額も以前に比べるとリーズナブルです。
集客のために色々なキャンペーンが打ち出されています。
○敷金礼金0円
○フリーレント1ヶ月
○初期費用0円〜5万円パック(前家賃、火災保険料、家賃保証料など込)
○iPadなどの商品や5万円ほどの商品券のプレゼント
など初期費用が安くなるだけでなく引っ越ししたらお得になるケースもあります。
まとめ
現状のお部屋に不満がある、もしくはより良いお部屋への願望がある時に、引越し後の苦労のことはあまり考えずに、費用面での安さやお得感で引越ししようと考えてしまう傾向があると思います。
そこに、2年ごとに行う更新料の家賃1ヶ月分を支払うのであれば、その費用をもとに新しいお部屋に引越しした方がお得だと考える方が多いと思います。
このような状況は入居者に引越しに伴う時間的損失や金銭的な損失、大家さんにとっても退去に伴う支出が多くなるという良いことがない状況が生まれてしまいます。