⑤必見!満室アイディア 

無料インターネットって本当に必要?

コロナ禍でますます自宅で過ごす時間を大切にする方が増えている中、インターネット無料は消費者の強いニーズがあります。

結論から言いますと物件にもよりますが、単身者や若者がターゲットであれば必要な設備と考えます。


全国住宅新聞調べ

欲しい設備ランキングでも1位の無料インターネットですが実際の普及率というとそこまで高くはありません。

大手ポータルサイト『SUUMO(スーモ)』に掲載されている物件、設備に「インターネット無料」が該当する件数の割合を調査した。 2020年5月31日時点で、全国では全物件数18.41%、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)では14.73%が「インターネット無料」でした。

全国シェア50%以上のJ:COMのサービスだと1部屋約1000〜1500円(税別)程度になります。(地域によって価格が違います)

仮に8世帯の集合住宅であれば8000円から12000円(税別)程度費用が発生します。

これは家主が毎月負担する必要があります。

導入コストは新築時など一括導入であれば無償で対応してしてくれることもあります。

スピードについては100MBが一般的に普及してます。

基本的な動画や映画視聴はストレスなく視聴できるレベルとなります。

価格の安い15MBなどのプランもありますが、あまり遅いものだと逆に入居者の不満が高くなることもあります。

インターネットゲームなどをよくやる方は1Gのスピードが欲しい方もいらっしゃいますが、家主がサービスに加入していれば安い追加料金でアップグレードすることも可能です。

メリット

まだまだ差別化できる(特に単身者や若い世代)

お部屋で過ごす満足度を高める

デメリット

実質利回りの低下

サービスによっては導入コストが発生する50万円〜100万円程度。

その他

エリアによっては学生需要が高いエリアはインターネット普及率が高く差別化されないが、普及率の高いエリアでは逆に選ばれない物件になる可能性がある。

=エリアによっては導入しないと選ばれない

実質の利回りが下がってしまうというデメリットもありますが、選ばれやすくなりや長く住みたいと思うことにより、退去率を抑えそれに伴う費用を少なくするという点では効果的な設備と考えます。