⑨必見!満室アイディア ウォシュレット
所有している賃貸物件の空室対策は、不動産経営において非常に重要なポイントです。
今回は入居率と入居者の満足度を上げる”ウォシュレット(温水洗浄便座)”に関するアイデアを紹介します。
賃貸を探している方は家賃や立地・設備など、様々な条件を考慮して入居するかどうかを判断しています。
家賃や立地・部屋の広さといった要素を変えるのは難しいですが、お部屋の設備はお金をかけることで充実させられます。
設備と言ってもオートロックや無料のインターネット、独立洗面台など色々ありますが、イチオシなのが”ウォシュレット”です。
公共施設などでは当たり前に設置されており、おしりの洗浄機能や便座を温める機能がついているトイレが一般的になっています。
近年、賃貸物件においてもウォシュレットが重要視されているため、設置の有無で選ばれないことも多々あります。
ウォシュレットの良さは、費用対効果の高さです。価格が安く長持ちするため、長い間入居者の満足度をあげてくれます。
一台あたり2〜3万円前後で購入でき、取り付け費も1〜2万程度と合計3〜5万円ほどで設置できます。さらに取り付けには専門的な知識や資格が不要であり、自分自身で作業すれば取り付け費もカットできます。※電気工事士などの資格は不要で設置可能(参考:https://www.sunrefre.jp/washlet/diy/)
おすすめのウォシュレットはPanasonicの「ビューティー・トワレ」かTOTOの「Kシリーズ」です。
・ビューティー・トワレ(Panasonic):15,000~20,000円
・Kシリーズ(TOTO):25,000~30,000円
(2022年12月)
安価なシリーズではありますが、しっかりと作られた製品のため、長い間安心して利用できます。
■設置の際の注意点
設置の際に注意していただきたいポイントは以下の2点です。
・サイズ
ウォシュレットはどんなメーカーのトイレにも取り付けできますが、昔の便器だとサイズが合わないことがあるため、しっかりサイズをチェックしてから購入しましょう。
・コンセント
ウォシュレットは電気で動くため、電源に接続しなければいけません。もし、トイレ空間にコンセントがない場合は、コンセントの増設が必要です。
コンセントの設置は、電気工事士の資格が必要となるため、業者に依頼し設置してもらいましょう。
今回は入居率と満足度を上げる”ウォシュレット(温水洗浄便座)”に関するアイデアを紹介しました。
初期費用が発生してしますが、空室対策の対策としては非常に有用な方法です。